ベーグル日記［2004年］

2004-01-11

□訪店先：MACOU'S BAGEL CAFE チャーチストリート軽井沢店

　今年の初ベーグルは意外な場所で発見し、意外な場所で味わった。

　所は軽井沢。軽井沢の中でも観光名所として知られる旧軽銀座。休みを利用して旅行に来ていた。自分にとって初めての軽井沢。もちろん旧軽銀座も初めてである。通り沿いにいろいろな店が立ち並び、それなりに賑わっているのだが、同行の軽井沢経験者によると、夏に比べればずっと人が少ないとのことだった。

　その旧軽銀座をぶらぶら歩いていると、視界の中に突如「B・A・G・E・L」の5文字が飛び込んできた。すぐさまベーグル・ロックオン状態になったのだが、同行者たちが先へ進むので集団の輪を乱してはならないと思い、後ろ髪を引かれながらも自分も先へ進んだ。ところが運良くちょっと先の土産物屋に一同入ることになり、この隙に先ほどロックオンをかけた店へ一人引き返した。

　ターゲットとなった店は「MACOU'S BAGEL CAFE チャーチストリート軽井沢店」。旧軽銀座から聖パウロカトリック教会へ続くチャーチストリートの入口にあった。中に入り、「プレーン」ベーグルを2個買う。 1個130円。落ち着いた雰囲気の店内であった。

　そして購入してから数時間後、いよいよこのベーグルを食べることとなった。所は関越自動車道三芳パーキングエリア。夕食代わりに食べた。今回はBAGEL&BAGELのベーグルではないので、いつもと違った味を楽しめるのかと思いきや、食べてみるとBAGEL&BAGELとよく似ている。しっとりもちもちとした食感で、自分の好きなタイプのベーグルである。しかし、プレーン2個はさすがに飽きる。どうせなら軽井沢でジャムでも買っておけばよかったかな。

2004-01-17

□訪店先：B&B新宿ルミネ店

　新宿駅。 14時。今日はここから特急かいじに乗って、大月方面へ向かう予定がある。

　旅のお供にベーグルを、ということで立ち寄ったのが、「BAGEL&BAGEL新宿ルミネ店」。案内を見ると新宿ルミネ2の1階に店はあるようで、1階を見て回る。けれど、歩けど歩けど店は見つからず。くまなく探しても手がかりはゼロ。で、あきらめて外に出たら・・・なんと外に・・・入口を出たところに店があるではないか。

　店が見つかって一安心。マンスリーベーグル（1月）の「マンダリン（みかん）」と「抹茶マフィン」を買った。これらを携えて特急かいじ号に乗車。そして新宿を発車後、すぐに食べ始めた。マンダリン（みかん）はその名のとおりみかん味で、果肉も入っている。みかんのほどよい酸味が効いている。香りもいい。抹茶マフィンも名前のとおり抹茶の味。期待を裏切らない抹茶味だった。今日はコーヒーを飲みながらベーグルを食べてしまったが、このメニューだと日本茶も合いそうな気がする。

　ベーグルを頬張りながら眺める中央線の風景。見慣れた沿線風景だけれど、いつもの通勤電車から眺める車窓とはどこか違って見えた。

2004-01-18

□訪店先：B&B汐留シティセンター店

　昨日は大月方面へ向かった。正確に言うと富士五湖に行った。リニア実験線をくぐり、FUJIYAMAやドドンパを横目に見遣り、その先の某所にて滞りなく所用を済ませ、翌日、つまり今日帰って来た。

　そのまま家に帰るのもなんなので、汐留に寄り道をしてみる。再開発によって大きく様変わりした汐留地区。その中に建つ汐留シティセンタービル。この1階のDeli Boutiqueというエリアに「BAGEL&BAGEL汐留シティセンター店」がある。

　実はここ「BAGEL&BAGEL汐留シティセンター店」には、今年の1月3日に一度来たことがある。しかし、正月休業という悲しい現実に直面し、ただ引き返すしかなかった。

　リベンジとして迎えた今日は意気揚々と乗り込み、汐留店限定の「汐カルビサンド」を注文。汐留の「汐」にちなんで「塩」カルビなんだそうな。お腹も空いていたので早速食す。サンドの中には大豆もやしのナムルの姿も。このナムルの酸味がちょうどよいアクセントとなっている。エリア内の飲食スペースが混んでいて、寒風吹く外のベンチで食べたのだが、韓国風らしく口の中は春の陽気だった。

2004-01-24

□訪店先：B&B表参道店

　夕方、原宿。原宿に美味しいベーグルを売る店があるという情報を知り合いから聞きつけ、原宿にやって来た。しかし、結局見つからず。いろいろなベーグルサイトを見る限り、原宿にベーグル屋はたしかにあるようだ。それも何軒も。はたしてどのベーグル屋のことなのか・・・要再調査である。

　原宿ベーグル探訪はあきらめ、地下鉄表参道駅まで歩いた。表参道駅には「BAGEL&BAGEL表参道店」があるという。これは事前に調べをつけてある。そして、調べどおり店はあった。

　ただ、ひとつ予想外が。昨年末に訪れたBAGEL&BAGEL溜池山王店は改札外にあったのだが、ここ表参道店は改札内にあった。ちょうど地下鉄で帰るついでに寄ろうと考えていたので、入場の問題はなかったが。

　なんだか催事のような簡素な店構え。それがかえって立ち寄りやすい雰囲気なのか、多くの客が集まっている。女性の店員が1人で切り盛りしていたが、かなり忙しそうだった。自分は「ルグラー」という、今まで見たことも聞いたこともない商品に目が留まり、思わず購入した。

　ルグラー。見た目はクッキーのようなパンのような、とにかく小麦粉でできている食べ物であることは確か。電車を待つ間に早速食べてみたが、クッキーほど硬くはなくしなやかな食感。そしてヨーグルトの風味がある。これは、お菓子だ。

　あとで調べてみた。 BAGEL&BAGELによると、ルグラーとは「ブルーベリークリームチーズをはさんで焼き上げたアメリカンスイーツ」とのこと。ヨーグルトと感じたのは実はブルーベリークリームチーズだったらしい。

2004-01-31

□訪店先：B&B羽田空港店（ガレリア店）店

　とても天気のいい日だった。ちょっと足を延ばして、羽田空港へ行ってみる。蒲田で電車を降り、駅前から羽田空港行きの路線バスに乗った。リムジンバスでもない普通の路線バス。この前たまたま乗ったところ、なかなか面白かったのだ。

　JR蒲田駅前からごちゃごちゃした道を走り、京急蒲田駅近くからごちゃごちゃどころではない大渋滞の第一京浜に出る。渋滞をなんとか切り抜けると、急に路地のような狭い道に。ここを卒なく走り抜けると、前方が開けてくる。羽田空港だ。環八通りに合流し、よく整備された道を気持ちよく走って行く。車窓からも空が広くなったように感じて、その大空からやって来る旅客機を1機2機と数えていると、やがて空港に到着。都会の雑踏から解放されていくような・・・そんな車窓の変化がとても面白い。おすすめである。羽田京急バス、蒲41系統。

　まず出発ロビーで欠航の確認をする。 JASのMD-81/-87型機一斉点検の影響による欠航の状況の確認である。これが今日羽田空港に来た第1の目的でもある。てっきり案内板に「欠航」の赤い文字が並んでいるのかと思ったら、案内板に掲示されている便のうち、欠航は北九州行きの1便だけだった。空港内の雰囲気も、混乱が起きている様子は微塵も感じられない。予想外の平穏ぶりに少々拍子抜けしてしまった。やはり現場に出向かないと真実はつかめない。

　次に第2の目的を完遂するために、ビッグバード2階のガレリアに移動。第2の目的とはBAGEL&BAGELのベーグルを買うことである。羽田空港でベーグルといえば、ちょうど1年前にBAGEL&BAGELのベーグルを購入している。その時は出発ラウンジの中のPIER 7という売店で買ったのだが、実は羽田空港内にはもう1か所、BAGEL&BAGELのベーグルを買える場所がある。それがガレリアだ。

　ガレリアの中央、噴水広場のそばに「BAGEL&BAGEL羽田空港店（ガレリア店）」がある。なかなかの一等地に立地している。 2人の女性店員もハキハキしていて、好印象。結構な売り上げが見込めるんじゃないだろうかと、一人勝手に思う。かわいらしい小さな佇まいの軒先に広げられた数々のベーグル。ここでは「クランベリー」、「15穀（マルチグレイン）」、「ココア＆ホワイトチョコ」の3種類を購入した。

　ココア＆ホワイトチョコは、昨年2月のマンスリーベーグルだったもの。これが好評につき、レギュラーメニューとして販売されるようになったそうだ。クランベリーもかつて販売されていたものが復活を遂げたようで、クランベリーの甘酸っぱさがなんともいい。 15穀（マルチグレイン）はその名のとおり15種類の穀物を使用したものらしいが、とくにクセもなく普通に食べられた。

2004-02-21

□訪店先：B&B銀座松屋店

　土曜の昼下がり、銀座にいた。友人たちとの待ち合わせで、銀座松屋前。これから映画を見るという計画の下に集まった。集まったところで、1人がお腹が空いたと言い出した。そしたら、別の一人もお腹が空いたと言う。それなら、パンでも食べながら映画を見ようということで松屋の地下1階に移動。自分は迷わず「BAGEL&BAGEL銀座松屋店」に行った。

　「ルグラー」と、前から目を付けていたマンスリーベーグル（2月）の「エスプレッソ＆チョコ」を選ぶ。思いがけずベーグルを手にすることができ、満たされた心で映画館へ向かった・・・のだが、向かった先で目当ての映画は満席という現実にぶつかった。しかも立ち見なし。これには一同ショックを隠し切れず、「途方に暮れる」という言葉がぴったりの状況に陥った。結局、どっぷり「お茶」をして、「飲み」に移って解散。

　そんなわけで、銀座ではベーグルを食べる機会を逃してしまい、家に持ち帰って翌日の朝食代わりと相なった。エスプレッソ＆チョコベーグルは、エスプレッソよりもチョコの味が強かった。ルグラーは1月24日の日記にも書いているが、やっぱりブルーベリークリームチーズというよりブルーベリーヨーグルトの味がする。

2004-04-13

□訪店先：B&B汐留シティセンター店

　昼前、新交通ゆりかもめに乗ってお台場へ行く用事ができた。ゆりかもめは新橋を起点としている。新橋といえば汐留エリアが目と鼻の先に。というわけで、うまいこと「BAGEL&BAGEL汐留シティセンター店」に寄ることができた。

　昼休み前でもあり、ランチ用のメニューがいろいろ用意されている。とりわけ目を引いたのが、ベーグルサンドを半分にカットして、異なるサンドを詰め合わせたセット。これは一度に複数の味が楽しめてオトクだ。で、選んだのが4月のマンスリーグルメサンド「ヤンキースバーガーサンド」と「ブルーベリークリームチーズ」のサンドのセット。ただこれだけでは量として足りないかなと思い、「スパニッシュオムレツ」サンドも丸々1個分購入した。

　昼になって食べてみた。まずヤンキースバーガーサンド。言わばハンバーガーである。ハンバーグにかかっているカレー風味のソースが「ヤンキースソース」というものらしい（BAGEL&BAGELウェブサイト談）。だからヤンキースバーガー？　ネーミングはさておき、ボリュームもなかなか、味もなかなかで美味かった。次にブルーベリークリームチーズのサンド。ベーグルはココア＆ホワイトチョコで甘みがあり、クリームチーズとの相性も良く、これも美味しい。最後にスパニッシュオムレツサンド。ところがこれが曲者だった。

　蓋を開けてみるとスパイシーな香りとチーズの香り。よりによってベーグルは「ボルケーノ」。チーズをふんだんにまぶして焼いたベーグルだ。具はスパイスの効いたポテトのオムレツ、ベーコン、チーズ。いくらベーグルを始めとする外来の食べ物に慣れているとは言え、このエキゾチックな香りはバーガーとクリームチーズでそこそこ満腹になった身には少々応えた。こりゃ食べる順番変えれば良かったかな。

2004-04-24

□訪店先：B&B目黒ヒルトップガーデン店

　目黒を歩く。とあるインテリアショップを訪ねて目黒に来るのもこれで4度目。久しぶりの冷風に吹かれながら、坂を下っては上る。歩道も狭いし、決して歩きやすいとは言えないが、なんだか歩くのが楽しい街、目黒。

　目黒からの帰り、「BAGEL&BAGEL目黒ヒルトップガーデン店」に寄った。目黒駅の駅ビル、ヒルトップガーデンにあるお店。駅改札口を出て、右にコンコースを歩いて行くとすぐに見つかった。ここでは「ローストオニオン」と「クランベリーオレンジスコーン」を買った。売り場の脇には飲食スペースがちょこっとあり、4つの小さなテーブルが並んでいる。だが、自分はここでは食べずに家に持ち帰って食べた。

　ローストオニオンは、刻んだローストオニオンが散りばめられている。ふと思い立ってマーガリンをつけてみたら、なかなか合う。クランベリーオレンジスコーンは、味はいいがパサパサした食感が印象に残った。冷めてかたくなってしまったのだろうか。

2004-08-01

□訪店先：B&B日吉東急店

　早起きをして横浜へ。それは横浜高速鉄道発行のパスネットカードを買うために。そして横浜高速鉄道みなとみらい線に乗るために。

　未所有だった同社発行のパスネットを買い、未乗だった同線に乗り、所期の目的を達成したが、もう1つ横浜で達成したいことがある。そのために、みなとみらい線の終端駅元町・中華街から渋谷行きの電車に乗って20分、横浜市の外れ、川崎市に入る手前の東急東横線日吉駅で下車した。

　日吉駅前にある東急百貨店。 10時の開店直後に入り、1階フロアを進んで行く。百貨店といっても1階は化粧品売り場ではなく、和菓子・洋菓子から惣菜、ベーカリーまで各種食料品を取り揃えたフロアとなっている。大きな高級スーパーといった感じだ。その中にあるのが、「BAGEL&BAGEL日吉東急店」。もう1つ横浜で達成したかったこと、それはここ日吉のBAGEL&BAGELでベーグルを買うことだった。

　BAGEL&BAGELの売り場でどれにしようか迷いながら立っていたら、店員がおすすめのベーグルを試食させてくれた。初めてのベーグルの試食である。このとき試食させてくれたのが、8月のマンスリーベーグルの「マンゴー＆オレンジ」。甘い果肉がベーグルの甘さを引き立たせて、見事に僕のハートを射止めた。さらには店員の好感接客により、「パンプキンシード」も追加で購入してしまった。

　この後、日吉から東横線で武蔵小杉に移動し、武蔵小杉から南武線で向河原へ。向河原でも所用を済ませ、武蔵小杉に引き返した。食べる場所がなかったので駅のホームのベンチで食べた。

2004-08-06

□訪店先：B&B六本木ヒルズ店

　東麻布で所用を済ませた後、六本木へ。麻布と六本木は大して離れていないので、散策がてら歩いて行こうと思ったが、あまりの暑さに地下鉄で移動してしまった。なぜ六本木へ行くのかというと、そこには「BAGEL&BAGEL六本木ヒルズ店」があるためである。都営大江戸線で六本木に来たものの、大江戸線の六本木駅は六本木ヒルズと直結しておらず（日比谷線の六本木駅は直結）、ほんのわずかな距離ながら炎天下の中どでかいビルを目指して歩いた。六本木ヒルズは今まで行ったことがなかったものの、そう迷うことなく着いた。どでかくて目立つから。こういう時、超巨大建造物というものは人にやさしい。

　BAGEL&BAGEL六本木ヒルズ店のあるメトロハット／ハリウッドプラザという建物は、ヒルズの中でも駅に一番近いエリアに位置していた。建物に入り、人工的ながらも「涼」を感じて体を癒しつつ、地下2階へ足を向ける。ここは和洋折衷いろいろな食べ物屋が軒を連ね、かの店もその中にあった。そして8月のマンスリーベーグルの「タンドリーチキンサンド」を買った。ここまでは順調だった。

　食べる場所を探したのだが、店内や前の広場に並べられた飲食・休憩用の席は、昼時ということもあって満席。早いところ食欲を満たして暑さに勝ちたかったが、ここでは果たすことができなかった。ヒルズの中なら他にも休憩して食べるスペースはあるだろう。けれど知らない場所で探し回る気も起きず、次の目的地・銀座へ向けてヒルズを後にした。初めての六本木ヒルズ、滞在時間10分。

　銀座に来たのは、高級宝飾店にして鉄道模型店でもある天賞堂に行くためである。しかしそれよりも六本木で買ったベーグルを早いところ賞味したい。銀座でベーグルを気兼ねなく食べられる場所はどこか？　銀座までの地下鉄の車中で考えてみて、思いついた場所はデパ屋つまりデパートの屋上。というわけで銀座三越の屋上に行ってみた。実際屋上はとても長閑な雰囲気で、一角には日除けのテントの下に椅子が並べられ、老若男女座っている。何をするでもなくただ座っているおばあさん、買い物の合間に休憩といった感じの夫婦、ランチタイム中の若い女性、読書中の男性・・・。その中に自分もランチタイム中の若い男性として加わらせてもらった。

　さて、買って来たタンドリーチキンサンドは、カレー風味のスパイシーなチキンをレタスそしてベーグルでサンドしたもので、これは美味だ。スパイシーものといえば、以前スパニッシュオムレツサンドを食べて、個人的にノックアウトされた苦く辛い思い出があるが、今回は食べて良かったと思える一品だった。レタスにかかったサウザンアイランドドレッシングが、肉にマイルドさを添えてとても奥行きのある味に。・・・と思っていたが、BAGEL&BAGELウェブサイトで調べてみたところ、サウザンアイランドだと思っていたものは実際はヨーグルトソースだったことが判明。いずれにせよマイルドなソースがうまく効いていた。なぜかくそ暑い時にスパイス系のサンドを選んでしまったが、それはそれで美味しいランチとすることができた。

2004-08-15

□訪店先：B&B新宿メトロプロムナード店

　日曜日に営業している郵便局を求め、この日は新宿にいた。書き損じの葉書きを切手と交換したかったのだ。郵便局のほかにも買い物の用があって新宿にいた。

　地下鉄で帰ろうと地下コンコースのメトロプロムナードを歩いていると、「BAGEL&BAGEL新宿メトロプロムナード店」が目に入ってきた。丸ノ内線新宿駅改札口のすぐそばにある。

　明日16日の昼食用にベーグルを選び始めると、店員が試食としてカットしたベーグルを差し出してきた。味見したのは新宿メトロプロムナード店限定販売という「レモン＆ジンジャー」。レモンの果肉がごろごろ入り、かつ、ほのかなジンジャーの風味も相まってとても爽やかな味だった。

　実際に美味しかったのと「限定」という言葉に惹かれて、このレモン＆ジンジャーを購入。さらにこの前食べて夏を感じた「マンゴー＆オレンジ」も合わせて買った。

　そして、翌日昼にいただいた。

2004-09-08

□訪店先：B&B羽田空港店（ガレリア店）店

　朝5時45分、家を出た。これから羽田空港に向かう。 7時半過ぎ、羽田空港に着く。出発ロビーのある2階へ移動し、「BAGEL&BAGEL羽田空港店（ガレリア店）」で「ブルーベリー」と「シナモンレーズン」を購入。朝のBAGEL&BAGELは、これから飛行機で羽田を発つ客に囲まれて賑わっていた。そして、自分もその一人だった。

　この日目覚めたのは5時前。今日は定刻8時10分発旭川行きJAL1103便の予約をしている。北海道への一人旅を計画していた。しかし起きがけにチェックしたインターネットの気象情報では、台風18号が北海道を通過中という事実を晒していた。でもJALのウェブサイトで見る限り、旭川行きの1103便は欠航する気配がない。となれば、羽田へ行くしかない。すでにチケットレスで航空券を購入していたし。前夜はほぼ欠航を覚悟していたのだが、希望の光が見えてきた。急いで身支度を済ませ、朝5時45分、家を出た。

　羽田空港の出発カウンター上に掲げられた案内板には、JAL1103便「搭乗手続き中」の文字が。条件付きの出発だが、やはり欠航はしないらしい。 JALはえらい。そんなことを思いながら、バスラウンジからバスに乗って搭乗機へ案内される。

　8時40分頃、朝の羽田に付きものの混雑などで、定刻より大幅に遅れて出発。東京上空の気流はわりと安定していた。フライトは順調に思えた。

　途中、山形上空で機長からアナウンス。鳥海山の案内をするなど余裕が感じられる。まだフライトは順調だった。

　9時半を過ぎた頃、徐々に機体が揺れ始める。雲が分厚い。いよいよ台風がそのふてぶてしい風体を見せてきたようだ。しだいに機体の揺れが尋常でなくなってくる。機内に緊張感が漂う。上下左右の揺れ。久しく乗っていなかったけど、ジェットコースターってこんな感じだったかな？　そんな感覚になる。振り返れば2003年2月1日に悪天候の中、富山へ飛んだ記憶があるが、今回はそれを上回る激しさだ。しかし機体は強風に負けることなく、だんだんと（なかば無理やりに）高度を下げていく。地上が近くなり、田畑に実る作物が風で息つく暇なく波打っているのがわかる。空港は近い。もう少しだ。

　と思ったら、いつのまにか機体は降下ではなく上昇をしていた。もしもし機長さん、空港は雲の上ではなくてもっと下ですよ？　すると悲劇のアナウンスが。「旭川空港付近強風のため、着陸は困難と判断し、当機はこれより羽田空港へ引き返します」

　ガビーン。

　羽田を飛び立ってから旭川上空まで、1時間半。旭川上空から羽田へ引き返すまで、1時間半。乗務員から配られた2杯のドリンクと1個のアメ玉を引き換えに、自分はこの時間というものを天に捧げた。

　翌、9月9日。

　またしても羽田空港出発ロビーに立っていた。今度こそは北海道へ。この思いを胸に、函館行きANA853便に乗り込んだ。この日は前日とは打って変わって、終始安定したフライトだった。そして11時半、定刻どおり函館空港に到着した。

　前日、家に帰ってから急遽旅行プランを組み直し、この日はこれからADKエアー北海道で奥尻島へ行くことにした。奥尻行きの出発まで時間があるので、空港ロビーでベーグル2個を食べた。昨日、羽田空港で買っておいたものだ。北海道に無事着いた安心感で、ベーグルをとても美味しく食べることができた。

2004-09-23

□訪店先：B&B kitchen（渋谷西武店）

　今日は渋谷で昼食を取ることになった。

　2年ぶりにシブヤ西武A館地下2階のフロア「セタンジュ」に行く。ここには「B&B kitchen（渋谷西武店）」がある。もともと他の「BAGEL&BAGEL」とはちょっとスタイルの異なった店だったが、最近さらにスタイルを変化させ、スープカレーの店になったことを知って気になっていたのだ。でも、店の雰囲気はインド風とかそんなエキゾチックな感じに変わったかというと、とくに前と変わっていなかった。カレー専門店というよりカフェと呼んだ方がふさわしいと思う。

　メニューの中から「素揚げ野菜のベジカリー」を頼んだ。税込みで840円。それに「アイスコーヒー」もつけた。プラス210円也。特徴的なのが、ライスかベーグルかセットメニューを選ぶことができること。しかもベーグルはプレーンのほかに、セサミやローストオニオンなどいろいろな種類からチョイスできる。自分はシンプルにプレーンにした。

　でき上がったカレーには、名前どおりに素揚げしたピーマンやニンジンなどが入っていて、色合いが鮮やか。しかし辛さは予想よりも辛く、汗がにじんだ。実は今日のランチにはもう1人同席していて、相方の注文した「グリルチキンのカリー」の方の辛さが上のはずなのだが、食べ比べてみると自分のベジカリーの方が辛い。相方に言わせるとベジカリーはさほど辛くないそうで、どうも自分の舌はベジカリーの一口目であっけなく麻痺してしまったようだ。

　・・・そこまで辛さに弱くはないはずなんだけどなぁ。

　ちなみにカレーとベーグルはなかなか合います。ナンに近い食感だからかな。

2004-12-12

□訪店先：B&B新宿ルミネ店

　新宿を歩いていたら、たまたま「BAGEL&BAGEL新宿ルミネ店」の前を通りかかった。

　狭い店舗ながら客は多く、賑わっている。 12月のマンスリーベーグル「クリスマスリース」というものに目が留まり、買ってみた。メロン風味の生地にドライクランベリーが練り込んである。緑と赤で「クリスマスリース」というわけだ。味はたしかにメロン風味で、自分好みだった。